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ホームケアに挑戦!~爪切り編~ 第1回 看護師・トリマー 芝崎

みなさんは、ワンちゃん・ネコちゃんの爪切りをどうされていますか?トリミングサロンや動物病院に行った際に切ってもらっていますか?今回は、爪の仕組みや、爪についての豆知識をご紹介したいと思います。 

 

爪の仕組み 


まず、爪の仕組みですが、基本的な構造としては犬も猫も同じです。

 

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この様に爪の中には血管と神経があります。ご存じの方も多いと思いますが、爪切りをした時にこの血管と神経を切ってしまうと、痛みを感じ、血が出てしまいます。それを懸念して、お家での爪切りしない方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

爪を長く伸びすぎたままにしておくとそれに伴って、中の血管と神経も伸びてしまいます。つまり、爪を長く伸ばしてから急に短く切ろうとすると、血管と神経を傷つけてしまう危険性が高くなってしまうのですね。 では、もし爪を伸ばしたままにしておくと実際にどんな事が起こるのでしょうか。 

 

1.爪が伸びた状態で歩いたり、走ったりすると爪が邪魔をして正常に踏ん張れず、体重移動が上手にできない為、足先や関節に負担がかかってしまう。

2.カーペットなどに引っかかったり、走ったりした時に根本から折れてしまう。

3.“巻き爪”と言って、曲線を描いて伸び続けた爪が肉球に刺さってしまう。

 

                                                

 

この様な問題が起きて痛い思いをさせてしまうと、多くのワンちゃん・ネコちゃんはその後爪を触られるのを嫌がるようになってしまいます。ワンちゃんであればお散歩、ネコちゃんであれば爪とぎなどで、ある程度爪が伸びすぎてしまうのを防ぐ事ができますが、それだけでは間に合わない事がほとんどです。ですから、やはり定期的に爪をチェックして伸びていたら切っておいてあげる必要がありますね。

 

さて、どのような状態になっていたら爪切りをするタイミングなのでしょうか。

 

犬…足をついている時に地面に爪がついていて、少し指が開き気味になっていたり、フローリング・コンクリートなど固い所を歩いた時にカチャカチャ音がする時

猫…爪先がとがっている時(ネコちゃんは、普段爪を引っ込めている状態なので爪が伸びているのか分かりづらいので、定期的に肉球を押して爪を出して、長さをチェックしてあげてくださいね。)

 

 

 

要注意

 

犬、猫共に足の内側に狼爪(ろうそう)”と言って、位置的にお散歩や爪とぎではほとんど削れない爪があります。ですので、伸びてしまいやすく、見逃してしまいがちな場所にあるのでチェックを忘れずに!

 

生まれてすぐにとってしまっていたり、前肢、後肢両方に生えていたり、その子によって違うので確認してみてください。中には2本生えている犬種もいます。(ネコちゃんは通常前肢のみ)

 

それでは、実際爪を切る為に準備する用具をご紹介しますね。爪切りには何種類かありますが、以前トリミングの用具でご紹介した中から飼い主さんが使いやすい物を選んでいただければ良いと思います。

 

 

爪切りの種類 

                                      

ギロチンタイプ

人用の爪切りでは、ワンちゃん・ネコちゃんの様な、厚みのある爪は上手に切れません動物用の爪切りには「ギロチンタイプ」と「ハサミタイプ」があります。
1番一般的に使われているのが「ギロチンタイプ」です。穴の中に爪を差し込んで握ると切れる仕組み
になっています。爪を差し込む微妙な角度の調節で爪の角をとることができ先が角張っていない爪になります。さらに、ヤスを使って爪先を滑らかにすることも多いです。

 

 

  

 

ハサミタイプ

「ハサミタイプ」は、ワンちゃんとは爪の形が違うネコちゃん用や大型犬用などもあり、使い方は様々ですが、「ギロチンタイプ」の様に微妙な調節がしづらい半面、巻き爪を切る時には、穴に爪を差し込む必要がなく、どこからでも切れる為とても重宝します。

 

 

その他に爪に関連する用具をいくつかご紹介してみます。必要に応じて選んでくださいね。

 

関連商品

 

 

クイックストップ

爪を切りすぎて出血してしまった時に、粉を爪の断面に塗りこみしっかりと圧迫する事で止血することができます。ペットショップなどで購入できるので用意しておいた方がよいでしょう。

 

電動式爪切り

爪切りをどうしても嫌がってしまう子にお勧めです。電動式のヤスリですので、短くするまでには爪切りよりかなり時間はかかりますが、振動は少なく、音も静かな物があるので、こまめにかけるにはむいています。

 

ソフトクロー

ネコちゃん用のネイルキャップです。先が丸くなっているゴム製の物です。ネコちゃんは爪を短く切っても自分で砥いでとがらせてしまいますよね。
家具を傷つけたり、怪我などをしてるネコちゃんが自分で身体を掻いて傷つけてはいけない時などに便利です。

装着方法も簡単で、専用の接着材をネイルキャップの中に注入して爪にかぶせて5分ほどだっこして乾くのを待ちます。ただし、爪の伸び具合によって約1ヶ月に1回位で爪の先をカットして新しい物に付け換えが必要ですので、じっとしているのが苦手なネコちゃんには不向きです。


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それでは、次回は実際お家で安全に爪を切る方法を、ワンちゃん・ネコちゃん別々にいくつかのパターンをご紹介しようと思います。

 

【DOG】 健康ケア 【CAT】 健康ケア トリマー・看護師コラム
2010.06.23 09:00
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