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子猫のしつけ 「日常生活の簡単なルール」 獣医師 髙橋




可愛い子猫も甘やかすばかりではなく、きちんとした躾が大切です。
そこで子猫のしつけに関して紹介していきましょう。



食餌のマナー : 食餌をする場所を決める

朝も夜もいつも同じ場所で食餌をする習慣をつけましょう。食餌場所以外では一切食餌を与えないようにしましょう。食餌を与える際にはしゃいで大騒ぎするような事が無いように、小さいときから食事を与える際には「おすわり」と言って、おすわりをして食餌をするようにしつけましょう。犬のようにしつけが出来なくても、落ち着いて食事の出来る猫ちゃんに育つと良いですね。


飼い主や家族が食事をする前に与える

おなかをすかせた子猫の前で家族の人が先に食べていると、子猫は当然に人の食べているものを欲しがってしまいます。そうならないように必ず子猫の食餌は先に済ませてあげましょう。


人が食べているものを与えない

猫が先に食餌を済ませた後に人の食べているものを与えることは、肥満や栄養のバランス、虫歯の面からも絶対にしてはいけません。人の食べ物はネコにとっては、塩分がとても強いこと、糖分が非常に高いことを知っておきましょう。


食卓にのぼらせない

子猫が食卓に上がろうとしたら、「ダメ」と強い調子で食卓からおろしましょう。それでも上がろうとするときは、大きな声を出したり、粘着テープを机に張って机に登った際に足をネバネバさせるなど、少し嫌な思いをさせるようにしましょう。粘着テープを使用する際は、体中にくっついてしまわないように気をつけましょう。

根気よく何度も続けてください。そのうち上らなくなります。



爪とぎのしつけ

ネコの爪とぎは本能的に必要不可欠なものです。爪とぎの行為そのものが精神生活上必要なもので、ストレスをためないために必要なものです。そればかりか、爪とぎをしないと爪が伸びすぎて人や家具を傷つけるだけでなく、自傷も誘発してしまいます。

足の裏に伸びすぎた爪が刺さってしまうケースもあります。

爪とぎの気配が見えたら、あらかじめ購入した市販の爪とぎポスト、爪とぎ器のところへ子猫を連れて行き、爪とぎをさせましょう。そして、うまくできたら褒めましょう。


おもちゃの利用

子猫の頃は、特に前足を使った遊びが大好きです。市販でも手作りでも何でも構いませんので動くおもちゃで遊ばせる時間を作りましょう。ストレス解消に役立ちます。もちろんいい子に遊んだらしっかりと褒めてあげましょう。


寝かすときのしつけ

子猫の寝場所をベッドなどでつくってあげ、猫自身が落ち着くような場所で眠れるようにしてあげましょう。可愛いからといって、人と一緒に寝る癖をつけるのは避けましょう。猫ちゃんから人に感染する病気もありますし、同じベッドで眠ることで猫ちゃんが人と対等の立場に立とうとし、言う事を聞かなくなる可能性もあります。


外出時のしつけ

ちょっとした外出時は、ケージやバスケットに入ることに慣れるようにしつけましょう。子猫のころから、バスケットに入れるようにしておけば、病院に連れて行くときなども大変楽です。もともと猫は狭いバスケットの中が好きなものです。


家の中の点検、事故防止

どれも人の幼児の事故防止と全く同じですが、子猫によくある事故として以下のことに特に注意しましょう。

・お風呂の水は溜めておかない。お風呂のドアは常に閉めておく。
・暖房器具にはガードをする。火の近くへはいけないようにする。
・ドアは強くバタンと閉まらないようにしておく。よくしっぽをはさむ事故があります。
・ベランダから落下しないように工夫しておく。

いかがでしたか?


次回は「ウンチとおしっこ」のしつけに関してお話します。

 

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2010.12.01 09:00
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