コラム
Column

「犬の急性出血性胃腸炎」

2016年8月29日

嘔吐や出血性の下痢を起こし、数時間で重篤な症状になります。
原因はよく分かっていないのですが、腸粘膜への過剰な免疫反応の可能性が疑われています。
血液や水分が腸へ移動するため、
体内の血流量が低下しショックを起こしたり、
脱水症状を起こしたりします。
すぐに入院させ輸液などを行う必要があります。
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症 状
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赤い液体やジャムのような下痢が見られます。

 

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診 療
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症状がパルボウイルス感染症にも似ているため、
感染症の有無を検査することもあります。
血液検査で血液の濃縮の度合いや電解質のバランスなども確認します。
レントゲン検査を行うこともあります。
急性出血性胃腸炎が疑われるときはすぐに入院治療になり、
急速に血管への輸液を行う必要があります。
絶食後は症状が落ち着いてきたら少量ずつ刺激の少ない食事を与えます。

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予 防
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有益な予防方法は残念ながらとくにありません。
全ての犬種で起こりますが、小型犬に多いと言われています。