コラム
Column

第6回 犬の病気 「結膜炎」 獣医師 瀬戸口

2011年6月29日

今回は目の病気の中からまぶたの内側の粘膜に炎症がおこる「結膜炎」についてお話したいと思います。

どうして起こるの?

多くは、細菌・ウイルスによる感染症が一般的です。
砂・ほこりなどの異物、まつ毛の生え方の異常などにより結膜が刺激され、炎症がおこり発症することもあります。
また、アレルギー、涙の減少が原因で発症することもあります。

どんな症状がみられるの?

一般的には、痒みや痛みがあるために異常なほど目を気にするようになり、前肢で目をこすったり、顔を床にこすったりします。
このようなとき、目のまわりが涙でぬれていたり、眼やにが出ています。
また、まぶたをめくると、結膜が充血して腫れています。

病院ではどのような検査をするの?

飼い主さんのお話と症状、ならびに目の観察によって診断します。
感染が疑われるときは、目やにをとり細菌学的な検査を行うこともあります。

どのような治療をするの?

まず原因となっているものを取り除くため、リンゲル液や精製水などを使って洗眼を行います。
続いて、原因に応じて抗炎症剤、抗生物質などの点眼薬による治療を行います。

どのようにしたら防げるの?

結膜炎は比較的、治療によく反応します。ただし、アレルギーが原因の場合は良くなるまでに時間がかかります。場合によっては、継続的に点眼薬が必要になることもあります。
眼やにが出ていないか、涙が多くないか、目を日頃から観察しましょう。

もっと詳しく知りたい方、同じ病気にかかっている愛犬愛猫と暮らしている方、
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