おうちで実践!健康診断 vol.1 体型チェック

「健康診断を受けましょう!」というコラムで健康診断の重要性はお話しましたよね。
 まだ見ていないかたは是非ご覧ください。
体の不調を隠すワンちゃん猫ちゃんですが、小さな変化はどこかにサインとして現れることもあります。そのサインを見逃したくはないですね。
そこで、オススメしたいのが、飼い主さんがおこなう自宅での健康診断です。 
毎日のペットとの暮らしの中でできる簡単なものばかりなので、是非実践してみてください。
第1回は理想体型についてお話したいと思います。
 
みなさんのご家庭のワンちゃん猫ちゃんは理想的な体型をしていますか?
丁度良いと思っていたのに病院で「少し太めですね」とか逆に「痩せているのでもう少し食べさせましょう」なんていわれたことはないでしょうか。
毎日見ていると見慣れてしまって意外とわからなくなってしまうようです。
人も同じですよね。久しぶりに会った人に「太った?」と聞かれて、自覚がない分ショックを受けるなんて経験・・・よくあります。
また、コロコロと太っているように見えても、毛がふわふわしているだけで実際の体型は細いなんてこともありえます。
ペットの理想的な体型とはどのようなものなのでしょうか?
体型をBody Condition Score(BCS) という指標であらわす方法があります。
痩せ形から肥満までを5段階で表すものと9段階で表すものがあり、
 もともとは牛の体型を数字で表すために使われていました。
9段階だと少し細かすぎますので 、5段階評価にもとづいてお話したいと思います。
             
ベスト体型はBCS3です!
                

    BCS3とは・・・
・上(背中側)から見た時に適度な腰のくびれがある
・手で触って皮下脂肪の下の肋骨がわかる
このような体型が良いとされています。
 実際にご家庭のワンちゃん・猫ちゃんを見て触って確かめてください。

肋骨がすぐにわからないときはおそらくお肉が付きすぎだと思います。また、背骨や腰の骨がごつごつ触れるようですと痩せすぎに分類されます。
肥満は万病の元ですし、また、健康で食欲があっても痩せすぎというのは病気が隠れている可能性もあるためやはり心配です。
今は、ワンちゃんの体脂肪率を測定できる機器もあります。
 置いている病院は多くないので、なかなか見かけたことはないかも知れません。
 もし日頃通っている病院にあるようでしたら、健康診断の一つに加えてもらうのも良いですね。
日々のスキンシップのなかで、理想体型を意識して確認するようにしてみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方、同じ病気にかかっている愛犬愛猫と暮らしている方、
 獣医さんに直接相談してみませんか。
 会員登録はこちらから
一覧に戻る

関連記事を読む

Copyright © Anicli24 AA Rights Reserved.