犬と猫の感染症 皮膚糸状菌症  獣医師 三宅

真菌感染による疾患です。

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犬・猫の被毛、爪、皮膚などが病変部となり、脱毛や皮膚炎を起こします。

*感染経路*
皮膚糸状菌との接触によって感染しますが、接触で必ずしも感染するわけではありません。免疫の低下や低栄養状態などの要因があると感染しやすくなります。病変部と接触することで人にも感染します。

*症状*
円形脱毛~広範囲の脱毛まで様々です。フケ、皮膚の赤み、かゆみなどが出ることもあります。全身の皮膚が、ただれたようにひどい状態になることもあります。

*治療*
病 変部が小さい場合には自然治癒することや、外用薬やシャンプーで治せることもありますが、全身に及ぶものや外用薬での効果がみられないものには抗真菌薬の 内服をします。内服薬にはかなりの効果がありますが、特異的な副作用がありますので、獣医師とよく相談しながら使用してください。とくに、猫では白血球が急激に減少する致死的な反応がみられるため、長期使用が必要な際には週に1回の血液検査をするべきです。この副作用は猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)に感染している場合は顕著に見られますので、猫エイズに感染している疑いがある場合(完全家飼いではないなど)には、内服薬使用の前にエイズ陽性・陰性の検査をされることをお勧めします。

もっと詳しく知りたい方、同じ病気にかかっている愛犬愛猫と暮らしている方、
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