猫でよく見られる関節炎は、変形性関節症というもので、高齢の猫で多くみられます。 そのため、変形性関節症が原因で猫の活動性が落ちていても、 年齢によるものだと感じたり、はっきりとした症状が現れないこともあったりすることから...
発生数はあまり多くありませんが、猫も犬と同様に感染します。 原因になるのは犬と同じフィラリア(Dirofilaria immitis)という寄生虫ですが、犬の場合と異なる点がいくつかあります。 …………………………………...
猫の骨折は室内の事故で起こることもありますが、 ベランダからの落下や車にはねられるなど、屋外で起こることが多く、 四肢や骨盤などを骨折することがあります。 ……………………………………………………………………………………...
細菌感染、結石(結晶)などにより膀胱の粘膜が炎症を起こします。 頻尿になったり、排尿時に痛みがあったり、血尿が出たりすることもあります。 猫はあまり積極的に水を摂らず、排尿回数も少ない個体が多いため膀胱炎になりやすい傾向...
耳の中で細菌や真菌などが繁殖してしまうことで炎症を起こしてしまうケースや、 アトピーやアレルギーなどの過敏症として現れるケース、 異物混入や腫瘍などが原因となるケースなどがありますが、 原因はなんであれ外耳の炎症を総称し...
甲状腺というのは気管のすぐそばにある器官で、代謝に重要な役割を示す甲状腺ホルモンを分泌しています。 中高齢の猫ではこの甲状腺が腫大したり稀に癌化することで甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる病気が割と多く起こります。 日本で...
胃に炎症が起きることにより、嘔吐や吐き気などが繰り返し引き起こされます。 自己免疫疾患や食餌のアレルギーによるもの、 誤食、 腫瘍、 感染症、 薬物の作用、 ストレスなど原因は様々です。 猫の嘔吐はめずらしいものではあり...
結膜とはまぶたの内側の粘膜のことで、ここに炎症がおこります。 細菌・ウイルスによる感染の他、 外傷や砂・ほこりなどの異物などにより結膜が刺激され炎症がおこり発症することもあります。 猫ヘルペスウイルス、カリシウイルスなど...
歯垢の中の細菌が原因となって起こる炎症で、歯肉だけが炎症を起こす歯肉炎とは違い、 歯や歯の周囲にある靭帯、歯を支える骨にまで炎症が起こることがあります。 ドライフードよりも缶詰食を好む猫に多くみられるとの報...
甲状腺というのは気管のすぐそばにある器官で、 代謝に重要な役割を示す甲状腺ホルモンを分泌しています。 中高齢の猫ではこの甲状腺が腫大したり稀に癌化することで、 甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる病気が割と多く...