電話どうぶつ病院 Anicli24 コラム

よくある症状 第5回「しこり・腫れもの(腫瘍)ができた」2020年11月10日

2020年11月10日

この記事を監修した獣医師

Anicli24院長 三宅 亜希 みやけ あき

Anicli24院長 三宅 亜希 みやけ あき

犬・ネコの病気、予防医療、しつけ、ペットに関する気になることを専門の獣医師に電話相談できる電話動物病院「アニクリ24」の院長。日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。

実際に来院される理由としてよくある症状を紹介していきたいと思います。
ご自宅の猫ちゃんに同症状がみられた時に、参考にしてみて下さい。

考えられる原因

腫瘍以外

虫刺され、傷や怪我、炎症、膿が貯まる、水が貯まるなど。

腫瘍

腫瘍には良性腫瘍、悪性腫瘍(がん)があります。見た目だけではどちらかは判断できないため、病理学的な検査が必要となります。

診断

視診・触診

まず、色・形・大きさ・硬さなどを評価します

細胞診断

細い注射の針を刺し、細胞の一部を採取して顕微鏡で検査します。病理専門の検査センターへ依頼することもあります。一部しか採取できないので確定診断には至りませんが、麻酔をかけずに検査できます。

組織検査

確定診断に必要な検査です。腫瘍の一部を切り取って検査するため、麻酔が必要になります。腫瘍が良性なのか悪性なのかで手術の時に切除する範囲は大きくかわってくるため、とても重要な検査です。細胞診断の時点で悪性の可能性が高いという結果が出た場合には、組織検査を飛び越えて外科切除を行うこともあります。

レントゲン

腫瘍が大きい場合には、骨への影響がないかをみます。また、腫瘍が悪性の可能性が高い際には、内臓・肺・リンパ節への転移の有無を確かめます。

血液検査

特に悪性腫瘍が疑われる際には、全身の健康状態の把握のために行います。また、腫瘍により血液中に特徴的な変化を起こす場合があります。

まずは獣医師に相談

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猫ちゃんでは怪我や皮膚疾患が割合よくみられます。
ですので、しこりや腫れに気付いたらすぐにがんかも!と、心配する必要はないと思います。
しかし、万が一悪いものだった場合、腫瘍が小さければ小さいほど手術でかかる負担は軽減されますし、予後にも期待できます。
大きくなった腫瘍はたちが悪く、たとえ良性のものでも自壊して感染を併発しますと、猫ちゃんにはかなりの負担になります。
ですので、どんなに小さいしこりや腫れでも気付いたらすぐに病院へいくようになさってください。
また、乳腺にできる腫瘍は、猫ちゃんではかなりの確率で悪性となります。乳首のまわりにしこりができた時はとくに注意してください。

予防できること

怪我や感染は防止できるかもしれませんが、腫瘍は遺伝などの様々な要因がからんで発生するため、なかなか予防できるものではありません。
ストレスの少ない生活やバランスのとれた良質のフードは、良い作用を及ぼすと思います。
歳をとってきたら、免疫の活性化や血流の改善が期待できるサプリメントを併用するのも良いかもしれません。
ちなみに飼い主さんのタバコは猫ちゃんには悪影響を及ぼします
また、日頃から体全体をくまなく触っていれば、しこりが小さなうちに発見できます。

がんが見つかったときに、なんでうちの子が・・・と思い悩む方は非常に多いです。
しかし、「がんが出来た=寿命以上に長生きしている」ということですので、それだけ大切に育てていたという証なのです。

もっと詳しく知りたい方、同じ病気にかかっている愛犬愛猫と暮らしている方、
獣医さんに直接相談してみませんか。

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