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「猫の心筋症」 獣医師三宅2013年9月18日

2013年9月18日

心筋症とは、心臓の筋肉(=心筋)の病気のことで、心臓が正常に働けなくなります。
猫の心筋症は、拡張型、肥大型、拘束型、未分類型に分かれます。

心筋症は原因不明で突然引き起こされるものや、
ウイルスや寄生虫による感染や内分泌性疾患、
タウリンの不足、
熱中症や外傷などが原因となるものなどがあります。

 

症状
軽度のものでは臨床症状を示さないこともあります。
失神を繰り返したり、
心筋症により出来た血栓が詰まることで突然肢がマヒしたりすることもあります。
肺に水が溜まってしまうことも多く、その際は呼吸困難や咳などがみられます。
臨床症状がなにもないまま突然死するケースもあります。

 

診療
呼吸困難などの症状を訴えて受診するケースでは救急治療が必要になることも多いです。
聴診、レントゲン、超音波、心電図などで心臓の評価をします。
全身状態を知るために血液検査も行う必要もあるでしょう。
治療法は症状によって異なりますが、血管を広げる薬や心臓に働きかける薬、
肺やおなかに水が溜まっているときには利尿剤を使用したりします。
また、血栓ができているケースでは血栓を溶かす薬を使用します。

重い症状が出ているときは治療をしても残念ながら回復しないことも多いです。

 

予防
予防できないタイプのものも多いですが、
バランスのとれた食事やストレスのない環境下での飼育も重要となります。
また、健康診断を定期的に受けることも重要です。

 

心筋症
肥大型心筋症はメイン・クーンやアメリカン・ショートヘアなどで遺伝的に起こりやすいと言われています。

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